初めてのエアコン選びで失敗しないためのチェックポイント【初心者必見】
「初めてエアコンを買うけど、どれを選べばいいの?」そんな不安を解消するために、畳数・部屋環境・電源・機能・省エネ・工事費の6大ポイントをわかりやすく解説します。10年使う前提で、後悔しない選び方をチェックしていきましょう。
1. 部屋の広さ(畳数)に合った能力を選ぶ
エアコンには「適用畳数(冷房能力・暖房能力)」が表示されています。下表は一般的な目安です。
※上記は国内家庭用エアコンの一般的なカタログ目安です。建物の構造(木造/鉄筋)、断熱性能、方角(日射)、天井高、地域(寒冷地)などで必要能力は変わります。迷う場合はワンランク上も検討してください。
小さすぎると効きが悪くなり、電気代も増加。逆に大きすぎると過剰コストになります。
2. 部屋の環境(日当たり・用途・断熱)を考慮
- 南向き・西日が強い → ワンランク上を選ぶ
- キッチン → 熱源が多いので余裕のある能力を
- 木造住宅 → 断熱が低い分、鉄筋より大きめを選ぶ
3. 電源(100V / 200V)とコンセント形状を確認
購入前に設置場所のコンセント形状を必ずチェック。200V機種は電気工事が必要になる場合があります。ブレーカー容量や専用回路の有無も要確認です。詳しくはエアコン専用回路が必要な理由も参照。

4. 欲しい機能の優先順位を決める
- 自動掃除機能:掃除の手間を減らしたい方向け
- 除湿・加湿:梅雨・冬の乾燥対策
- スマホ連携:外出先操作・見守りに便利
5. 省エネ性能(APF)でランニングコストを抑える
省エネ性能は「APF(通年エネルギー消費効率)」が指標です。値が高いほど効率がよく、長期の電気代が下がる傾向。メーカー別の省エネ・機能詳細は公式サイトで確認しましょう。

6. 工事費まで含めて総額で検討
本体価格に加えて工事費がかかります。標準工事(1万3千円〜2万円目安)に「配管延長」「壁穴」「難所設置」などの追加が発生することも。見積もり時は本体+工事の総額で確認しましょう。
お客様の声:Aさん:
例)「8畳の西日強めの部屋で2.2kWを選んだ結果、真夏に効きが弱く後悔しました。」
まとめ:後悔しないための6チェック
- 畳数に合う能力か
- 日当たり・断熱など環境を加味したか
- 電源・コンセント・専用回路を確認したか
- 欲しい機能の優先順位を決めたか
- APFなど省エネ性能を比較したか
- 本体+工事費で総額を見積もったか
次に読むと役立つ関連記事